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■STORY(原案)
大戦(WWⅢ)から27年・・・
人類はかつてない程のテクノロジーの進化を遂げ、その文明の飛躍に人々は歓喜した・・・
人類の終焉は、核戦争や天変地異等ではなかった・・・
それは、ソーシャルネットワーク(SNS)上で「五感を繋ぎ共有するシステム(アプリケーション)」が引き金となる。
そのアプリ『THE・SENSE(ザ・センス)』はネットワーク上で他人の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を共有する
画期的な新時代のSNS(ソーシャルネットワークサービス)となり『コミュニケーションの革命』と呼ばれた。
若者を中心に瞬く間に大流行し、自身の「体験」や「夢」、「思考」がビジネスにも利用された。
脳や心臓、身体的に負担のかかる「痛み」に関しては危険が伴う可能性がある為、痛みを軽減、調整するリミッターが
存在し安全は確保されていたはずだった・・・
だが、スリルや過剰な刺激を共有する為に、リミッター解除(不正行為)する者もいた・・・
ーーーーそして事件は起こるーーーー
『THE・SENSE』の人気配信者が生ライブ中に事故死、リミッター解除(不正利用)をしていた視聴者、25万人が
ショック死(脳死)する事件が起こり大惨事となった。 だが、それは序章にすぎなかった・・・
それはリミッター解除をしていなかった通常の視聴者が、人気配信者が死に逝く記憶、死んだその先の体験を体感、
共有してしまった事だった。
「・・・この世(現世)は仮の世界・・・本当の世界は「死」の先にある世界・・・
あの素晴らしい世界、元にいた場所に戻りたい・・・」
この配信は記憶され拡散された・・・そして人々の自殺が後を絶たない事態になる。
『THE・SENSE』によって、今まで迷信とされた存在、霊道の位置、座標、アカシックレコードにアクセスする為のコード
宇宙の真理、古来より信心されてきた神々と思われし存在、全てが明るみになり、科学的に証明された事に繋がったからだ。
ーーー世界中で自殺の抑止が行われるーーー
各国政府は死の向こう側のコードを解析、自殺では浄土(天国)にはいけない事を突き止める。
それは天命や定め以外の死は、コードが発行されず、その魂のデータは現世にとどまる事になり地縛霊(不正データ・ゴースト)
になるというものだった。 その事実を各メディアが公表し、抑制しようとしたが、それでも自殺者は後を絶たなかった・・・
ーーー人類の魂は疲弊し混迷を極めたーーー
極東の国から『天国に行く為のコード』を配信する者が現れる。
そのコードは、痛みもなく、安楽死させ、天国に送るというものだった。
「大義の為に、私はすべての人々の魂を救うために・・・大罪を犯す。」
救いを求める者に無償で配布、それは『ヘブンズコード』と言われ、その男は『救世主』と呼ばれ始め、崇めるられるようになる。
政府はその男を無差別殺人者『テロリスト』と位置付けその男を捜査し追うが、その男の思想に賛同し共に活動・支援する者達と
反政府武装集団がその男を匿うようになる。
ーーーそして、終焉の時が来るーーー
『今夜、すべての人類を、あの素晴らしい世界に送る! これは私の大義である!!』
その男が全世界に向け『ヘブンズコード(天国のコード)』を配信すると宣言、だが真っ当に人生をおくりたい人々は
『デスコード(死のコード)』と呼び、恐れ、恐怖した。それは全人類を無差別に殺害すると宣言したも同然だったからだ。
<<<<<<<<VERSUS>>>>>>>>>>
通信システムをジャックしている拠点を突き止めた政府は非公式特殊部隊 ※デルタ(三十三)を現地に送り込む。
※デルタ(三十三)
デルタフォース、大戦時(WWⅢ)Decapitation作戦において
33名の主要人物を殺害し、大戦の終結に貢献した精鋭部隊
大戦以降 別名、三十三【SANJUSAN】とも呼ばれるようになる。
デルタ(三十三)部隊は武装勢力と交戦、一掃し主犯(首謀者)の男を殺害するが・・・
ヘブンズコードはすでに世界中に散蒔かれ、拡散された後だった・・・
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ミッションは失敗、首謀者を殺害した三十三の隊員『ネイソン』を残し、その場にいたすべての者が息絶えていた・・・
ヘブンズコードは、全ての端末に不正アクセス、ハッキングし、PC、携帯、ネットに繋がっているすべての電子機器の側にいる
人間の脳をジャック、五感を繋ぎ死滅させるものだった。
※三十三の隊員も左腕に端末装備を装着していた為、ヘブンズコードの影響を受け命を失ったと思われる。
ネイソンは戦闘中(銃撃戦)の時に端末装備が破損した為一命を取り留める・・・
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戦闘により重症を負ったネイソンは『KEN』と名乗る元傭兵の男に救われ、何が起きたのかすべての事実を知る事になる。
最先端の文明機器を身に付けていた者、あるいはその側にいた者は全員死に絶え、街中の人々が糸を切られたマリオネットのように倒れ
まるで地獄絵図になっている事・・・ 文明社会から離れたごく少数の人々や集落、部族、その期間デジタルデトックスをしていた者達のみ
ヘブンズコードの難を逃れる事が出来た事・・・
負傷し戦う事が出来なくなったネイソン・・・
国も、政府も、社会も、部隊も何もない・・・自分自身がそこにいるだけだった。
「地球に蔓延るガン細胞が切除されたって事だな、ごく一部を残して・・・」
皮肉を言うKENの表情は悲壮感で歪んでいた・・・
ーーーー終焉からの始まりーーーー
KENの手助けもあり回復したネイソンは、部隊の隊員の葬儀をし弔った。 そして、その他大勢の人達の亡骸を弔う日々を続けるのであった・・・
ネイソンはKENと過ごすうちに内なる人間性を取り戻していくと同時に、激しい戦闘によって受けたPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ事になる。
そんなネイソンを見兼ねたKENは、絵を描く事を進める。
ネイソンは自分と同じような境遇を生きてきた男達を一心不乱に描き始めるのだった・・・
「夜空に光り輝く月の為に戦った事がある、美しいと思い、覚悟を決めて。 そして俺達は、泥水に照らされて、いつ消えるかわからない月も美しいと
思い、命を懸けて戦えた。」そういう名もない漢・・・時代の影を生き抜いた漢達を、ネイソンはアカシックレコードのアクセスコードを使い、各時代の
戦士達(戦闘者)を描くようになる。 そして、自らの名を失った仲間達、部隊名からとり三十三【SANJUSAN】と名を名乗り、絵の世界に没頭し生きる
ようになる。
そして、数ヵ月後・・・人里離れた山中で、ネイソンの消息が途絶える・・・
■■■■■■■時は2008年6月18日■■■■■■■
外環状線トンネル開通工事中、およそ300年前と思われる遺体が33体発見される。墓地の記録のない土葬されたものだった。
丁重に埋葬しようとしたが、その33体ある内の一体が不可解だった・・・それは、異様な兵装と装備品を身に付けた遺体だったからだ。
その遺体は三十三【SANJUSAN】ネイソンだった。
その遺体とともに保管されていたものは
●数千枚の絵
●300年前とは思えない武器
●端末らしきもの
●アカシックレコードのアクセスコード
●ネイソンの転生先の座標
があった、そして記憶装置らしきものにはネイソンが絵を描く姿が断続的に映し出されていた・・・
そして現在(我々が認識していた筈の2021年3月13日)・・・『アカシックレコードのアクセスコード』と『絵に隠された座標コード』を巡って
生まれ変わった三十三(ネイソン)と、記憶・真実を改竄する組織(救世主と呼ばれていたあの男)との壮絶な宿命の戦いの幕が切って落とされる。
PROLOGUE
&
EPISODE 1
完
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▼ THE REINCANATION 三十三【SANJUSAN】予告編 ▼
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